山本英史《被任命的知县:清代的地方行政官和人文环境》一书,探讨了清代知县在地方行政中的处境。通过了科举考试的儒家精英,在清王朝统治链条末端的当地政府任职;本书利用官箴书和公牍等文书,试图分析其在各自辖地的行政样貌。
出版信息:
ISBN:978-4-87636-405-3
页数:408
出版时间:2016年1月
出版社:研文出版
目录
第一章 赴任する知県―官箴書に見る清代県衙の人間環境
知県とは何か/筮仕―赴任前の心得/蒞任―赴任時の心得/待人―人間関係構築の心得
第二章 待士法の展開―在地有力者とのつきあい方
『治譜』について/『治譜』が伝える「待人法」/待士法の系譜/清代官箴書における待士法の継承
第三章 「衙蠹」のいみするもの―清初の地方統治と胥役
順治題本と「衙蠹」/為政者にとっての「衙蠹」/「衙蠹」の具体像/剔蠹と縦蠹/剔蠹の問題
第四章 地方官の民衆認識―公牘の中の良き民と悪しき民
公牘讞語類の中の「民」/公牘告示類の中の「民」/公牘詳文類の中の「民」
第五章 清初における浙江沿海地方の秩序形成
遷界令の実施と浙江/遷界令の緩和と浙江/遷界令緩和下の秩序形成/遷界令解除後の秩序形成
第六章 健訟の認識と実態―清初の江西吉安府の場合
地域と史料/江西統治官僚の健訟認識/判牘に見る訴訟実態/認識と実態とのあいだ
第七章 離任する知県
『福恵全書』陞遷部総論の垂訓/攀轅臥人轍と窒戸壊磚/徳政顕彰の実態
附章 清代の公牘とその利用
公牘とは何か/康煕朝の地方官僚が遺した公牘/公牘を利用した研究の概況と展望
跋/参考文献/中文英文目次/索引
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